岐阜丸高・守口漬

祝大根漬（奈良漬）                               

奈良を中心に関西の雑煮に使われる細くて小さいダイコンです。     このダイコンは一般的な青首ダイコンを若採りしたと言うわけではなく、四十日大根から系統選抜されたものとされています。           
祝だいこんは「雑煮大根」とも呼ばれているように、関西では雑煮に欠かせない食材の一つ。角がないように輪切りや丸のまま加えられます。「角が立たず円満に過ごせますように・・・」という願いが込められています。なので輪切りにしたときに 丁度いい大きさになる大根としてこの祝大根が作られている。     

                          
大昔から大根作りが盛んであった岐阜市でも、数年前からこの祝大根が作られるようになる。
大昔より大雨の度に氾濫を繰り返した長良川が肥沃な砂地を作り、岐阜市周辺が大根の栽培の最適地となった。                               
地産地消の取り組みの一環として、岐阜市近郊で栽培された祝だいこんを、酒粕と味醂粕で長期間丹念熟成させました。粕の甘味に、奈良漬特有のべっこう色で香りの良いカリカリとした歯ごたえが自慢です。

長良川の水と太陽の恵みを受けて、すくすく育った青瓜を、酒粕と味醂粕で二年以上じっくり漬け込んだ岐阜名産です。                               
選び抜いた酒粕で、手間暇かけて添加物・化学調味料を一切使用しない昔ながらの伝統製法で作り上げた本物の奈良漬です。                               
酒粕や味醂粕で5回も漬け替えて仕上げたこの瓜奈良漬は、食品中最高に贅沢なものとして古くから珍重されています。